セラミックス3D造形受託サービスによる、高精度製造を支援
セラミックス3D造形受託サービスによる、
高精度製造を支援
セラミックス材料+SLM技術
キヤノンは3D造形専用のセラミックス材料を開発しました、SLM技術(レーザー溶融法)を利用して、セラミック3D造形受託サービスの提供を行っています。
キヤノンセラミックス材料にはバインダー用樹脂が含まれずSLM造形中にもバインダー用樹脂を使用しないため、樹脂除去プロセスを不要とし加工品質の向上を実現させています。焼成前後のサイズ収縮率を2%以内に抑え焼結時間も1~3日間まで短縮させています。
キヤノンセラミックス3D造形受託サービスは複雑形状の造形を得意とし、さらにこれまで難しいとされていたφ0.5mmの細穴や0.4mmから25mmの肉厚まで幅広い造形を可能としました。精密製造領域におけるセラミックス活用の幅を広げています。
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セラミックス複合材料
キヤノンは長年積み上げた材料技術に基づき、アルミナ、シリカ-アルミナを主成分としてのセラミックス複合材料を開発しました。
キヤノンセラミックス材料にはバインダーの樹脂が含まれていないため、従来の樹脂を含んだセラミックス材料に見られる焼結後の収縮変形、樹脂除去、割れやすいなど の問題を解決し、セラミックス3D造形の精度と安定性を改善しています。
SLM(レーザー溶融法)技術
SLM技術は主に金属材料の3D造形に使われていて、セラミックス材料で使われることは稀でした。アルミナセラミックス粉末の融点は2000°C以上ですので、レーザーで 溶かすことが難しいという理由があげられます。
キヤノンはアルミナの基材に融点を下げる補助的な希土類酸化物を添加することで、複合セラミックス材料の融点を下げSLM技術での応用を可能としました。
製品特徴
サンプル品
高精度且精美な部品を提供
応用領域
カスタマイズサービスで広範な用途が可能
お問い合わせ
Tel: 010-85139545
E-mail: 3Dprintservice@canon.com.cn